2022年10月15日(土)に行われる
第99回箱根駅伝 予選会
ハーフマラソン上位10人の合計タイムで競い、上位10チームがお正月の本戦へと進めます。
今回は、本戦出場校を予想・考察する上で重要になる持ち記録ランキング(大学別)を作成しました。
持ちタイム通りにはいかないのが陸上競技ですが、事前のランキングを知っておくことで「え、事前ランクは圏外だったのに本戦突破!すごい!」と興奮して楽しむことができます(笑)
是非ご覧ください
第99回箱根予選(2023) 大学別 資格記録ランキング
予選会のエントリーデータをもとに、各大学の選手の資格記録(10000m)上位10人平均を算出。
その結果が以下になります。(30位まで掲載、自己最高記録ではなく有効期間資格記録です。)
①東海大学28.53.726
②大東文化29.00.589
③明治大学29.01.736
④日本大学29.08.059
⑤日本体育29.09.872
⑥山梨学院29.12.931 *留学生1名
⑦神奈川大29.17.074
⑧拓殖大学29.18.293
⑨早稲田大29.18.501
⑩城西大学29.20.255
⑪中央学院29.20.766
⑫国士舘大29.23.153
⑬立教大学29.23.571
⑭駿河台大29.31.277
⑮専修大学29.37.718
⑯日本薬科29.38.409
⑰東京農業29.44.775
⑱上武大学29.49.636
⑲麗澤大学29.59.263
⑳筑波大学29.59.596
㉑亜細亜大30.01.974
㉒芝浦工業30.02.096
㉓育英大学30.04.505
㉔東京経済30.10.659
㉕関東学院30.14.21
㉖慶應義塾30.18.574
㉗桜美林大30.24.239
㉘武蔵野学院30.31.441
㉙平成国際30.42.542
㉚明治学院30.47.704
ひとことコメント
1位東海大学は、28分20秒台の梶谷選手、松尾選手、溝口選手や28分48秒を持つ越選手を欠いているにもかかわらず、平均タイムは唯一の28分台。層の厚さがうかがえます。
今季大躍進、全日本大学駅伝出場を決めた大東文化が2位につけています。監督が代って1年目。通常であれば難しいシーズンになりそうでしたが、春から大活躍。箱根駅伝も本戦出場が見えてきました。
明治大学は、今季は例年よりもやや記録会への出場が少なく、情報もないのが不気味な存在。予選会は確実に突破するとは思いますが、本戦でもシード権を取ると私は思っています。
27分台井川選手を要する早稲田大。意外にも資格記録平均ではギリギリの9位。予選会を知り尽くす花田監督に代わって初めての大事な大会。果たしてどうなるか。心配の声の方が多いですが、私は問題ないと思っています。
日本体育は28分1桁をもち関東インカレ1部ハーフ優勝の大エース藤本選手が欠場。痛手ですね。とはいえ、上級生も1年生も層の厚さがあり、得意の集団走で乗り越えてくるはず。
4位日本大学は資格記録ではよいタイムで好位置ながら、近年は本戦出場できずに苦戦しております。私の家族が日大に通っており、かつ、中学の恩師の異動前の教え子さんに日大主力選手がいたので、応援しています。
上位以外で言いますと、亜細亜大学。大学記録保持者の片川選手がまさかの欠場。28分37秒を持つ選手だけに、大きく戦力ダウンか。
16位の日本薬科は、怪我?がやや心配な強力な留学生キプリモ選手を軸に、中山雄太選手も夏の北海道士別ハーフで学生日本TOPの62.20で走っており、注目。
専修や東京農業も資格記録こそ通過圏外ですが、しっかり合わせてこれば通過争いをするポテンシャルはあるはず。特に専修は、不気味な存在。東京農業も62分台を持つ選手もいるので、中盤以降の選手の奮闘によっては通過も見えてきます。
国士舘は先日の国士舘記録会1万mで多くの選手が29分前半~29分中盤でゴール。予選会を走るのは12人ですが、チーム全体で戦っていこうという気持ちが感じ取れます!ランキングこそ圏外ですが、これは通過が有力になってきました。
通過校予想
★確実(アクシデントなければ)
明治、東海、神奈川
◎有力
早稲田、山梨学院、国士舘、大東文化
◯おそらく通過
専修、日体、中央学院
※通過ボーダー有力
城西、東京農業、駿河台、日大
・通過ボーダー
立教、拓殖、上武
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